2021/03/08 (月)
選手

【戦評】甲斐選手が逆転満塁弾「自信を持って」

3月7日(日)ホークス4-3タイガース PayPayドーム

甲斐拓也選手が満塁本塁打を放った。0対1で迎えた二回裏だった。先頭の6番・栗原陵矢選手の投手強襲ヒットから打線がつながった。真砂勇介選手が右翼線二塁打、佐藤直樹選手は捕手前へのゴロが内野安打となってノーアウト満塁となった。

ここで甲斐選手が初球のチェンジアップを振り抜いた打球は大きなフライとなり、左翼の「SANKYUホームランテラス」に飛び込む逆転グランドスラムになりました。

「ノーアウト満塁という絶好のチャンスで、相手左投手の入ってくるボールを逆らわずに最低限のバッティングを心掛けて打席に入りました。その結果チェンジアップを拾うことができ、最高の結果になりました。キャンプから数多く振り込んできたので、自信を持って打席に入れています」と振り返った。

また、このチャンスを演出した真砂選手は3打数3安打と大活躍。前日のオープン戦2号本塁打に続いてアピールした。さらに栗原選手も2打数2安打をマークした。

投手陣では先発した和田毅投手が5回1失点。「調子自体は良い方ではなかった」と話したが、その中でもチェンジアップなど勝負できるボールを巧みに使って試合を作った。「ストレートもだけど、カーブも良くなった。だけど降板後に工藤監督と話をしていいヒントを貰えた。いい状態でシーズンを迎えられるように、1週間後の登板を大事にしたい」と話した。2番手の二保旭投手は登板した六回に2ランを浴びたが、その後2イニングは抑えて3回2失点だった。最終回を抑えた泉圭輔投手にセーブがついた。

関連リンク

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 【戦評】甲斐選手が逆転満塁弾「自信を持って」