2021/03/20 (土)
選手

【戦評】川島選手の逆転打で6連勝「本番同様」

3月19日(金)ホークス2-1カープ PayPayドーム

ラッキーセブンに逆転した。0対0のまま試合が進んだ七回表、3番手の大竹耕太郎投手が犠飛を浴びて1点を失った。しかし、その直後の七回裏に鮮やかな攻撃を見せた。

先頭の代打・デスパイネ選手が右中間二塁打でチャンスメイク。2アウトとなったが、7番・松田宣浩選手が同じく右中間突破の二塁打を放ってこれが同点タイムリーとなった。続く甲斐拓也選手が四球でつなぎ、なおも一、二塁とチャンスを残した。

ここで代打・川島慶三選手がレフト前へ逆転のタイムリーヒット。二塁走者の代走・髙田知季選手の激走も光った。「左投手でチャンスの場面での代打出場。シーズン開幕に向けて本番同様いい集中力で打席に立てた。追い込まれていたが入ってくるスライダーを上手く打てたと思う。しっかり期待に応え続けていきたい」と会心の働きに充実感を漂わせた。

投手陣は変わらず好調だ。先発の石川柊太投手は4回3安打無四球無失点。6つの三振も奪った。「自分にプレッシャーをかけた中でどういうパフォーマンスを出すか。シーズンさながらの集中で投げられた」と振り返り、1週間後に迫る自身初の開幕投手を見据えた。

4番手で登板した岩嵜翔投手は1イニングを3者連続三振。「状態はまずまずだと思う。前回の登板からいい結果が続いているけど、感覚としては前回の登板の方が良かった。今日は少し力で抑えに行ってしまった感じがあった。もう少しバランス良く投げるのが理想です。開幕までにしっかりと調整して、一つ一つ課題をクリアしていきたいです」と気を引き締めていた。

チームはこれで2つの引き分けを挟んで6連勝だ。



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