ここから全勝フィニッシュへのラストスパート。19日(火)は本拠地PayPayドームにマリーンズを迎えての一戦です。
今季対戦成績は10勝10敗3分と互角。その中で、ホークスは今カードでここまで100得点をマークしており、カード別では最も得点をしている対戦カードになります。
このマリーンズ戦で対戦打率.357に加えて9本塁打を放っているのが柳田悠岐選手です。16日(土)のZOZOマリンスタジアムでの一戦でも本塁打を放ちました。その一発が今季28号。残り5試合で、自身3年ぶりとなるシーズン30発達成に向けて、得意なこのマリーンズ戦で上積みしたいところです。
さらに自身初の20号に王手をかけている栗原陵矢選手も、マリーンズ戦は.344、6本塁打と得意にしています。打線のキーマンとなるこの両選手のバットには注目です。
そして、ホークスの先発は千賀滉大投手。ここまで11試合に登板して8勝3敗、防御率2.76の成績を残しています。あと二つ勝ち星を積み上げれば6年連続2桁勝利となり、ホークスでは南海時代の山内孝徳投手の7年連続以来(1982年~88年)の記録となります。ホークス福岡移転後初の偉業に向けて、まずはこの試合に勝って王手をかけたいところ。自身の勝ち星イコールそれはチームの勝利となります。「勝つしかない。ここまできたら、自分のやれることを一生懸命やるだけ」。クライマックスシリーズ進出の可能性がある限り、5年連続日本一という目標にめがけてホークスは一戦必勝、そして「熱く鷹く」全員全力の気持ちを胸に戦っていきます。