2021/11/12(金)選手

西哲号 キャンプ特別編「偉大な方々」

皆さま、お疲れ様です。球団広報西田です。
秋季キャンプ第二クールが終了し、キャンプも中盤に差し掛かってきました。

この第二クールでは、この時期では珍しい作戦ケース打撃練習(バント、ヒットエンドラン、右打ち)が入ってきました。これは、野球においての作戦の大切さ、藤本監督が考える野球観が少し見えたような気がしました。

藤本監督の現役時代は、長打が打て、右打ちも得意な器用な選手だったということは有名な話だと思います。自分まだ現役であった2018年シーズンには、1軍打撃コーチをされていて、多くのことを学ばせて頂きました。

さて、その作戦ケース打撃練習でリチャード選手の番が回ってきました。サインは右打ち。
ファール、ファール、ファール、そしてファール。その時、「リチャード交代」と大きくピリっとスパイスがきいた声が、、、その正体は長谷川打撃コーチです。コーチ就任から間もない長谷川コーチから、違和感がないコーチらしい一言が。勝手ながら覚悟が感じられた一面だったと思いました。

作戦ケース打撃が終わり、早速「いい声出ていましたね!」と声をかけると、ニコッと少し照れたご様子でした。

怒ることは簡単なことではないと思いますが、長谷川コーチが心を鬼にして、愛のあるムチを飛ばし、新たな一面を見ることができたことに感銘を受けました。

一方リチャード選手はロッカーに戻ってからも、凄く悔しがっていた様子でした。とてもいい光景だと思いました。本気で練習に取り組んでいるからこそ失敗した時に悔しい気持ちになる。適当にやっていたら悔しさなんて出るものじゃないと思います。本当に各選手必死に練習し、たかがキャンプでの練習と思うかもしれませんが、1年1年が勝負の世界。むしろ1日で人生が変わってしまうのがこのプロ野球の世界だと思います。

だからこそ、自分たち球団広報という立場であっても、選手が全力で野球に取り組めるように、試行錯誤していかなければいけないと常々考え続けています。

話は少し戻りますが、作戦ケース打撃が終了した直後に、選手に集合がかかりました。
その集合には王会長、金特別アドバイザーのお姿があり、凄い光景だと思いました。あの世界の王会長。金さんは韓国野球界で知らない人はいません。

王会長のお言葉にはとても重みがあります。本当に選手に気さくに声を掛け、アドバイスしてくださります。自分が現役の時にもよく声をかけて頂きました。こんな自分が、アドバイスを頂いたその日から、3試合連続本塁打を打つことが出来たくらい、王会長にはパワーがあり、本当に偉大な方です。

金さんは韓国野球界でおのずと知れた大御所です。自分が現役時代、韓国遠征に行った時に衝撃的な光景を目の当たりにしました。韓国のチームの選手が、金さんの姿を見るなり練習がストップし、チームの全員が金さんの前に整列し、挨拶に来ました。全チームその光景が続いたのです。そんな偉大な金さんが、秋季キャンプからユニフォームを着用しているのもキャンプの見どころではないかと思っています。

秋季キャンプを見ていると、本当にチーム全員が日本一奪還という目標に向かって頑張っています。コロナ禍が落ち着き、ファンの方々も来場することが出来るので、ぜひ頑張っている姿を見に来て頂きたいと思います。

それでは今号のキャンプ特別編はここまでです。
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p.s.最後に加藤和子さんに撮られていたおまけ写真も載せておきます。
ではまた次号で!

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