12月11日（土）、去る2020年2月11日（火）にご逝去された故・野村克也氏が在籍した6球団が共同発起人となり明治神宮野球場で「野村克也をしのぶ会」が開催されました。それに伴い、PayPayドームにも献花台が設置され、この日は王貞治会長兼特別チームアドバイザーも献花に訪れました。
王会長は選手、監督として同じ時代でしのぎを削った好敵手の多大な功績に思いをはせ、「見事でした」と南海ホークスのユニフォーム姿で写真に納まる野村氏へ言葉を送りました。
「僕よりの先輩で27年間の選手生活でホームランの記録を作ったりもしましたが、一番大きかったのはシンキングベースボールという頭を使った野球を取り入れたこと。今の情報を使う野球の先駆けだった」としみじみと振り返り、そのうえで「選手、フロント、ファンの人にも影響を与えたという点で、日本の野球を振り返った時には野村さんが第一人者だと思います」と大きく頷いていました。