こんにちは！スプリングトレーニング2022in筑後、2日目は、ちょっとだけ日差しがありましたが、昨日に引き続きとても寒い1日でした。

今日から声出しが始まりました！トップバッターは育成3年目の舟越秀虎選手と育成2年目の居谷匠真捕手。最初ということで何を話そうかとても緊張したという2人。

舟越選手は、自身の「どん底からの這い上がり人生」について話しました。C組スタートということへの悔しさも、きっと這い上がるための原動力にしてくれることでしょう。熱い想いをスピーチに込めました。

すると舟越選手の声出しをニヤニヤしながら見つめている選手が・・・。

「3分入りました〜」

松田宣浩選手、悪い顔をしていました（笑） 通常はおおよそ1分間のスピーチなのですが、舟越選手、3分（松田選手調べ）のロングスピーチとなりました。それだけ想いが強いということですよね？寅年だけに、秀虎の年にして頂きましょう。

そして、居谷捕手はまさかの名指しで負けられないライバルに闘志むき出しです！

「牧原巧汰に何事も勝つ！」

同じ高卒2年目の牧原巧捕手を堂々ライバル視！

というのも、オフにホークスの正捕手である甲斐拓也捕手とお話する機会があったそう。甲斐捕手の育成からの下克上物語を聞いて、大いに刺激を受けたのでしょう。甲斐捕手の時もそうでしたが、同期の支配下選手に勝たなければその先はない…居谷捕手もそう奮起し、強い決意を口にしました。

ウォーミングアップでは、育成ルーキーの三代祥貴選手が元気いっぱい声を出して注目の的となっていました。
松田選手が「みっしー！」とイジると、柳田悠岐選手も「いいね〜みっしー！」とニッコリ。しっかり先輩達の心を掴んでいた三代選手でした。

アップ後、野手陣はランニングです。
本日のランメニューを聞いた時の柳田選手の表情に注目です（笑）

「まじで？」と目を見開きました。

そして、「城所さんも（一緒に走って）いいっすよ？」と城所龍磨3軍打撃兼外野守備走塁コーチを道連れにしようとしますが・・・

城所コーチ、逃走中！

内野ノックも賑やかに行われました。

笹川隆3軍内野守備走塁コーチは「2日目も松田さんが1番元気！」とベテランに敬意。

そう言われ、必死に声を出す若鷹達ですが、超えられない松田選手の壁。”声を出す”って単純そうですが、質の高い声を出し続けるのにはかなりの技術が必要なのだと感じます。

育成ルーキー藤野恵音選手も松田選手の声に鼓舞されながら、食らいついていました。

松田選手の声と元気に誘われるように、好プレーも飛び出した藤野選手。「恵音ー！良いボール！」と捕った後の送球まで褒められていました。憧れの先輩とプレーすることで、持てる力も存分に引き出されていたのではないでしょうか。

ちなみに、守備打撃含め、首脳陣からも「藤野いいね」「昨日より良くなってる」と成長を認められていました。2日目でそれだけ進化できるなんて、キャンプ1ヶ月を終えた頃にはどれだけ成長しているのでしょう。期待感溢れますね。

この後さらに、野手陣は強化ティーと下半身をいじめ抜く打撃練習が行われました。

誰よりも声を出して元気に笑顔でバットを振り続けていた育成ルーキーの加藤晴空捕手ですら、力尽きて足がプルプルになって倒れ込みました。でも、とってもいい顔してました！コーチ陣も「加藤はよく声が出てるなぁ〜」と頷いていました。

キャンプ2日目も選手たちの笑顔と苦しさを耐える絶妙な表情が光りました。まだまだこれから！是非、選手たちの成長にご注目ください。

最後に、おまけです。
若田部健一3軍投手コーチに「せっかくならイケメンを撮りなよ」と言われたので・・・（笑） 初日、2日目のイケメン投手陣をパシャリ。

安定の板東湧梧投手。無事に復帰出来てよかった！

板東投手に憧れる育成2年目の中道佑哉投手。

育成2年目コンビの佐藤宏樹投手、中道投手。

次回もお楽しみにっ！

上杉あずさ