2022/02/05 (土)
選手

ブルペンで“千賀-甲斐”が実現「間違いなく去年よりいい状態」

【2月5日(土)キャンプ第2クール1日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」は第2クールがスタートしました。

この日、藤本博史監督はブルペンに姿を見せました。「最初のクールで行けんかったからね」と投手陣をチェック。アピール必死のA組の若手投手とともに、B組で調整中の和田毅投手、東浜巨投手、千賀滉大投手のピッチングも確認しました。
和田投手の100球を超える熱投に加えて、「やはりモノが違う」と監督をうならせたのが千賀投手です。体の使い方や指先の感覚などを確認して様々なことを試している最中ですが、ボールの力強さは天下一品。さらに、この日のブルペンは甲斐拓也選手とバッテリーを組みました。

千賀投手は「(甲斐選手と組んだのは)たまたま」と話しますが、やはり甲斐選手との話題になるとどこか嬉しそうな様子。「捕ってもらったのは今年初めて。話し合いながらできたし、お互いのイメージも離れていなかったのでよかったです」と笑顔を浮かべていました。
この日はシンカーやカーブなど、昨季までは試合で多く使っていなかった球種をかなり投げ込んでいました。そこには千賀投手なりの考えがあったようです。 「自分の幅を拡げるために、色んな球種があったほうがいい。それに単純に真っ直ぐとフォークだけというのは、僕も、見ている人も、飽きていると思う。ずっと一緒は面白くない。進化していく方が面白い」

シンカーは不規則な軌道も描き、甲斐選手が驚く表情を見せたシーンもありました。 「去年のシーズン中は状態が良くなくて、気持ち一本でマウンドで向き合っていました。今年は自分自身と向き合う時間を過ごせているので、間違いなく去年よりもいい状態です」と納得顔。甲斐選手も「去年のシーズン終盤よりもいい状態に感じました」と同調していました。
千賀投手は「これまでの自分の成績を大きく上書きするのがマスト」と今季に向けて、並々ならぬ意欲を燃やしています。その意味でもキャンプ序盤から上々のスタートを切れているようです。

また、この日の練習では、ランチタイム特打に甲斐野央投手が打撃投手として登板しました。キャンプ初日に体調不良で練習を休んだ分を取り戻すべく、打者相手にしっかりと投げ込みを行って、「まだまだ状態を上げていかないといけないけど、まずは最初(の段階)を終えられたなと思います」と話していました。

晴 9℃ 7,100人

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