2022/02/07 (月)
選手

初シート打撃で新人2人が持ち味発揮。大竹耕投手も成長見せる

【2月7日(月)キャンプ第2クール3日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」は、A組の練習で第2クールにして早くもシート打撃が行われました。
投手では奥村政稔投手(143キロ)、大竹耕太郎投手(141キロ)、高橋純平投手(146キロ)、尾形崇斗投手(147キロ)、重田倫明投手(148キロ)の5名が登板しました。【※()内はこの日の最速】

昨年までに比べて球の力強さが目立っていたのが大竹耕投手でした。昨季から体をひと回り大きくするトレーニングなどに取り組んでおり、さらに1月は和田毅投手の自主トレに弟子入りもして食事面などにもかなり気を配りました。「昨年の今頃よりも体重は13キロ増えています」。この日は打者6人に対して3安打を浴びたものの、結果よりも内容重視の時期。「直球の感じは去年までと違うし、和田さんにもキャッチャーの方にも強くなっていると言ってもらえています。春先には145キロ、夏場には150キロが投げられれば。今取り組んでいる体の動かし方などが出来れば現実味はあると思っています」と口にしていました。

また、育成枠の重田投手はこの日登板した投手の中で最速の148キロをマーク。さらに「今年からこれが武器になる」と話すシュートで右打者の内角を突いて、それを内野ゴロという結果に繋げるなど収穫のあるピッチングも見せていました。

打者ではA組入りした2人のルーキーが、初めは緊張の面持ちながらもハツラツとアピールをしました。正木智也選手は2打席凡退で迎えた3打席目に、重田投手のスライダーを左中間へ運ぶ長打を放ちました。「バットの先っぽでしたが、それまでの練習でも打球を飛ばせていた感覚があったので」と持ち前の長打力を披露しました。

野村勇選手はノーヒットでしたが、守備では横っ飛びで打球を処理するファインプレーを見せました。「しっかり守らないと試合に出られない。新人だけど25歳。レギュラーを獲るつもりでやっていかないとダメ」と自分に厳しく、この春季キャンプでさらなるアピールを続けることを誓っていました。

また、高卒2年目の19歳でA組入りしている井上朋也選手も「昨年はB組のキャンプでしたが、今年はA組。周りの先輩たちのレベルが高く刺激にも勉強にもなっています」と話し、この日も攻守にわたり懸命にプレーをしていました。三塁守備についても「送球の不安はなくなってきました」と成長を実感しているようでした。

晴 10℃ 2,700人

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