2022/02/08 (火)
選手

藤本監督、チーム打撃で野手陣に「一発で決めないと」

【2月8日(火)キャンプ第2クール4日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」は第2クールまで終了しました。

この日は今キャンプ初めての雨天となりA組とB組は開始時間をずらしての練習でしたが、午後には天候もどうにか持ち直したことで、A組はアイビースタジアムで前日に続くシート打撃を行うことができました。
この日のシート打撃は走者を置いたケースを想定した「チーム打撃」の要素を取り入れて行われました。無死一塁でのバスターエンドランや、無死三塁ではいかに外野へフライを運ぶかなど、「1点を確実に取りにいく」という藤本博史監督の考えを選手たちが一生懸命実践していました。

藤本監督としても選手の適性を見極める狙いがあったといいます。「投手の生きた球の中で、形が出来ているか否か。それを全体的に見ることができました」と収穫を口にしました。一方で「もっと精度を上げていかないと。一発で決めないとチームの士気、作戦にもかかわる」と注文を付けることも忘れませんでした。

そんな中、藤本監督の目に留まったのはルーキーの野村勇選手。「何でも出来そう。エンドランも右打ちもうまい。社会人で揉まれているね。面白い」と評価をしていました。
その他の打者では、藤本監督が「1番打者候補」として名前を挙げている三森大貴選手が前日に続いて2日連続安打をマーク。この日は甲斐野央投手からバスターを決めてレフト前へ安打を放ちました。
「ヒットになったけど、チーム打撃なのでファウルを打たずに一発目で決めないといけなかった」と反省を口にしつつも、「自分の打撃に関してはやりたいことをやれています。感触がいい。迷いはないです」と好調を実感しています。昨季は交流戦期間中に二塁レギュラーをつかみ、86試合に出場、打率.249、出塁率.272の成績を残しました。「僕も1番打者を目指してやらないといけない。打率が上がれば、自然と出塁率も良くなる。打率3割を打たないといけないバッターだと思っています」と意欲を燃やしています。

また、シート打撃に登板したのは田中正義投手(150キロ)、甲斐野央投手(148キロ)、松本裕樹投手(144キロ)、津森宥紀投手(144キロ)、大関友久投手(144キロ)、田浦文丸投手(140キロ)でした【※()内はこの日の最速】。

雨のち曇り 9℃ 2,000人

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