2022/02/16 (水)
選手

タマスタだより 7「雰囲気は最高です」

こんにちは。

今日からスプリングトレーニングin筑後も第4クールが始まりました。

本日の声出しは、東明館高校出身の育成ルーキー加藤晴空捕手。
持ち前の元気を発揮し、支配下登録へ突き進むべく熱い思いを語りました。

スピーチの最後には、昨日考えたという一発芸を披露。
加藤晴「変化球を返却…」

おっと、失礼。ギャグの解説ほどやってはいけないものはありませんでしたね。

気になる方は、ホークスTVのアーカイブをチェックしてみてください。

それにしても、ルーキー達、見えない一発芸の呪縛からまだ解き放たれていないようですね…
プロの洗礼は怖いです。

さて、アップ中のスチュワート投手。
来日当初は人見知りで、周囲と目を合わせることさえ苦戦していたというのに・・・
みんなと楽しそうに練習している姿が今キャンプ中はよく見受けられます。

又吉克樹投手いわく、「カーター、本当は人前に出たり目立ったりするの好きなタイプだと思うけどなぁ」とのこと。

「日本語も結構分かるし、みんなが分かるような簡単な英語で話してくれる」と又吉広報が教えてくれました。

ちなみに、「ベストフレンドは誰?」と聞くと、「タブン、リチャード!」とスチュワート投手。

例年以上に明るい表情、笑顔が目立つ今春のスチュワート投手。活躍の予兆にさえ感じられて、非常に楽しみです。

そんな話を聞きながらホッコリしつつ、やはりスルー出来ないのが又吉投手のコミュニケーション能力の高さ。

それは投手のノック中にも・・・

何やらお互いにミスを指摘し合いながら、良いプレッシャーの中で練習していました。

本当に良い雰囲気。輪の中心で若手を率いているのが又吉投手です。
度々思いますが、結構前からホークスにいましたよね?(笑)

実際のところ、福岡に来てまだ日は浅いですが、とにかく順応力が高い!
不自由していることと言えば、まだ自宅に冷蔵庫が届いていないことくらいだそうです(笑)

改めて、頼もしい右腕が加わったのだと感じました。

そして、ルーキー1番乗りで前クールにブルペン入りした三浦瑞樹投手が、2度目のブルペン入りです。

勢ぞろいのスカウト陣に見守られる中でのピッチングでしたが、「緊張したけど楽しかった」と笑顔。さすが強心臓ルーキーです。手応えも感じていました。

モイネロ投手も、合流から徐々に練習強度を上げて来ています。
練習を終えて引き上げてくる際、カメラを向けるとピースしてくれました!

元気そうではありますが、実は寂しいことがあるようです…。

「サミシイ」

思いを馳せていたのは、通訳のゲレーロさん。ゲレーロ通訳は、新入団の若手育成外国人選手と共に来日するようで、まだ会えてないそう。

ホークスのブルペンを支えるモイネロ投手の心を支えていた一人が、ゲレーロ通訳だったようです。ゲレーロさんのチーム合流を心待ちにしていました。

そして、ギータ2世こと2年目の笹川吉康選手がリハビリ組から復帰しました!

久々に見て、「あれ?笹川選手また大きくなってる?!」と思った方もいらっしゃるのでは?

なんと現在の体重は102kg!リハビリ期間で10kgほど増えたのだそうです!

久々に制限なく練習に入ることが出来て嬉しい反面、復帰初日だったため、思うように身体が動かずもどかしそうでした。

トレーナーさんにも「人よりデカいんだから〜」と言われていましたが、大きな身体を操るために、これからより一層、身体の使い方など強い意識が必要になってきます。
練習後も実戦感覚を取り戻すため、目を慣らすために、一人マシンに向かっていました。

第4クール初日から、量も質も高く選手達は練習に励んでいました。

城所龍磨3軍外野守備走塁コーチが「イティ」と呼ぶ期待の選手、育成2年目の居谷匠真捕手はブルペン、打撃練習、捕手練習とキャンプ初日からフル回転で汗を流しています。

気合いを入れるためにと丸刈りにして挑んだ勝負のキャンプ。体力的にはかなりキツくなってきた頃だと思いますが、全体練習後、夜もバットを振ったりトレーニングを続けたりと熱心に取り組むイティの姿に、城所コーチも目を細めていました。
この取り組みが花開くシーズンになりますように。

ファンの皆さん、筑後で頑張る若鷹達にも、引き続きエールを送ってくださいね。

上杉あずさ

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