2022/02/16 (水)
選手

井上選手またアピール!松田選手も元気!「競争」が白熱

【2月16日(水)キャンプ第4クール2日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」のA組は今キャンプ3度目の紅白戦が行われました。

やはり試合形式になると、今キャンプのテーマになっている「競争」がより白熱する中で、この日も好アピールしたのが井上朋也選手でした。初回にタイムリー、四回の2打席目は左越え三塁打を放って3打数2安打1打点。紅白戦全3試合では9打数5安打1本塁打7打点の大暴れで、打点も長打も3試合連続で記録しています。「今日の最初の打席は1球で仕留めることができて良かったです。三塁打も、少し差し込まれたけど自分のスイングができた」と井上選手も納得顔。藤本博史監督も「このまま続けてくれればチャンスはあるよね。ただ、彼は打撃も守備も両方まだまだやらないといけないから。でも、自信になるよね」と目を細めていました。
19歳の若鷹が猛烈アピールを続ければ、三塁手のレギュラー争いをする選手たちにも自然とプレーに熱が入ります。この日紅白戦初出場だったリチャード選手は第1打席に快音響かせて安打を放てば、ベテランの松田宣浩選手も出場2試合連続で安打をマークしました。
藤本監督は「激しい競争になって来たよね。世代交代と言われて一番目の色が変わっているのは松田やと思う。元気もあるし、そういうところでピールできている。一人で騒いでいるからね(笑)。でも、ああいうのが必要なんです。井上も2年目で、マッチみたいになるのは難しいかもしれないけど、ああいうキャラを出せるともっといいよね」とチーム内のライバル争いを大歓迎していました。また、この日は松田選手が一塁手で出場。リチャード選手、井上選手も含めこの3人は三塁手だけでなく、一塁手としての練習も積んでいくそうです。

また、この日の紅白戦には柳田悠岐選手も出場して安打をマーク。「思ったより球は見えたかなと思います。チャンスやったので集中していきました。狙いとかはなかったけど、集中していたのでいい結果になって良かったです」と振り返っていました。
そして、B組ではシート打撃が行われてマウンドには石川柊太投手が上がり、打席にはグラシアル選手が立ちました。グラシアル選手は当初、2、3打席の予定でしたが「感覚が良かったので、出来るだけ球をたくさん見たかった」と5打席に立ちました。「良い準備をするためにやっている」と昨季は故障で苦しんだ分、最高のシーズンにするための階段を着実に上がっているようです。

晴 10℃ 4,000人

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