2022/02/20 (日)
選手

千賀投手vsギータ!豪華リレーも!見応え充分の紅白戦

【2月20日(日)キャンプ第5クール2日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」では今キャンプ最後の紅白戦が行われました。
この日は主力として期待も大きなピッチャーが揃って登板。今しか見られない豪華リレーあり、そして紅白戦でしか実現しない夢の対決もありました。

一回表、まず白組先発でマウンドに立ったのは千賀滉大投手でした。立ち上がりから150キロ台中盤のストレートが球場スコアボードに表示され、1球を投じるたびにスタンドがざわめきました。この日の最速は156キロをマーク。初回は佐藤直樹選手と栗原陵矢選手から連続三振をマーク。今キャンプで積極的に練習しているシンカーも多投していました。

千賀投手は2回を投げて無失点。2イニング目には柳田悠岐選手との対決がありましたが、結果はフォアボールでした。千賀投手は「柳田さん相手だから意識したというより、自分のやりたいことと(実際のフォームが)合わなかった。なかなか戦える人じゃないから勿体なかった」と悔しそうでした。ただ、柳田選手は3球目に空振りしたスライダーを「壁に当たって(曲がって)きた!」と独特の表現で驚きを表していました。ただ、千賀投手は「2ボール0ストライクで真っ直ぐ1本で待っていたからそう見えたと思います。そんな球ではなかったですよ。お世辞の上手い人ですし」と笑っていました。

白組は千賀投手に続いて、2番手で和田毅投手が登板しました。「自分にとってすごくいい登板でした。収穫もあったし、課題となる部分も見えました」と明るい表情。今キャンプで習得を目指しているカットボールを試し、「打者の反応が良かった」と振り返りました。栗原選手や柳田選手のタイミングもずらして、「良い打者からそういう反応を得られてよかった」と自信を得たようです。結果は2回無失点でした。

紅組では石川柊太投手が先発して2回無失点。久しぶりの実戦で初回はやや制球を乱しましたが、2回にはきっちり修正をして納得顔。「腕を振れるか確認をしたかった。しっかり出来たのは大きかった」と収穫を感じていました。

紅組2番手は東浜巨投手。最初の回に走者を出して、重盗を仕掛けられたところで1失点しましたが、続くイニングはきっちり3者凡退に抑えて2回1失点にまとめました。
藤本博史監督も「今日はバッターが悪いのかなと思っていたけど、ピッチャーが良かったね。その中でも打つにこしたことはないけど、打線は水ものだし、良い投手にきっちり投げられたら簡単に打てるものじゃないからね」とこの試合を振り返っていました。

曇 7℃ 10,800人

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