2022/02/28 (月)
選手

藤本監督がキャンプ総括。投打の「MVP」は!?

【2月28日(月)キャンプ第6クール3日目】

宮崎市・生目の杜運動公園での「福岡ソフトバンクホークス 春季キャンプ2022 in 宮崎 Supported by スカパー!」は、ついに最終日を迎えました。
この日の練習は午前中のみ。野手は打撃練習を中心に、投手はキャッチボールやランニングメニューを中心に汗を流しました。投手では松本裕樹投手や椎野新投手、重田倫明投手らはブルペン入りして投球練習も行いました。
正午前に選手たちは球場に集合。A組では今宮健太選手会長がチームの輪の中心に立って、指導にあたってくれた首脳陣や王貞治会長兼特別チームアドバイザー、そしてチームをサポートしてくれた球団スタッフや球場スタッフらに御礼の言葉を述べて、「しっかり結果で応えて恩返しをしたいです。これからオープン戦、シーズンと入っていきますが、若手も中堅もベテランも全員で競争し合って、昨年の4位という悔しさを全員でぶつけていきましょう。秋にまた笑顔で手締めを行えるよう、心ひとつにリーグ優勝と日本一を目指して頑張っていきましょう」と力強く言いきりました。
そして、藤本博史監督もこのキャンプの総括を行いました。
「世代交代と言われる中で、若い選手が元気を出して、目の色を変えて練習に取り組んでくれた」と話し、投手陣ではMVPに田中正義投手の名前を挙げました。「去年一軍を経験して、今年のキャンプを見ても自信が見えるし、やってやろうという気持ちも伝わるし結果も出ている」と評価。先発ローテ入りを狙う若い選手の中での特に成長株と評し、他にも松本投手の好調ぶり、笠谷俊介投手の復調気配、競争に意欲を燃やす大関友久投手と杉山一樹投手の名前も出てきました。
野手のMVPには2年目の井上朋也選手が挙がりました。「良いアピールをしてくれた」と笑顔で、今後のオープン戦帯同も明言。「ポジションではセンター争いが高いレベルで競争をしてくれている。復活をかける上林、佐藤直樹、柳町、真砂も競争に加わって、実績ある牧原大もいる」と思いを巡らせました。その中で「サードのリチャードはマイナス点。どん底で悩みまくっている」と話しつつも、「オープン戦には出しますよ。試合の中で良いヒント、きっかけを掴めば上がれる。このまま終わるわけはない。ただ、このままじゃ厳しい。ずるずる行けば去年と同じ。試合の間もアーリーや特打もいれていきますよ」と期待の大砲の復調を望んでいました。
チームは午後に帰福。3月2日(水)には本拠地PayPayドームで、藤本ホークスの初陣を迎えます。

晴 15℃ 1,400人

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