3月22日(火)、藤井皓哉投手が育成選手から支配下選手契約に移行となり、オンライン形式での記者会見が行われました。これに伴い、藤井投手の背番号は「157」から「48」へ変更となります。
ホークスで育成枠から支配下登録されたのは35人目(36例目)となりました。
藤井投手は岡山県出身の25歳右腕。おかやま山陽高校から2014年ドラフトでカープに入団。6年間在籍して一軍で14試合登板1勝0敗1ホールド、防御率7.94の成績を残しました。また、2019年シーズンにはウエスタン・リーグで26試合に登板して防御率0.33の成績を収めました。2020年オフにカープを退団し、昨年は四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでプレーして公式戦22試合に登板して11勝3敗1ホールド、防御率1.12と圧倒的な成績を残しました。また、昨年5月9日にタマホームスタジアム筑後で行われたホークス三軍との定期交流戦では10奪三振をマークしたうえでのノーヒットノーランを達成していました。
高知での活躍があり、育成選手としてホークス入りしてNPBに復帰。今春のキャンプはB組スタートでしたが、途中からA組に昇格。150キロ超のストレートと鋭く落ちるフォークを武器に実戦形式では奪三振を量産。オープン戦では5試合に登板して1勝0敗、防御率1.50の成績。6投球回で10奪三振と持ち味を発揮していました。
以下、会見に臨んだ藤井皓哉投手の、主な一問一答です。
「嬉しい気持ちはもちろんありますが、これからがスタートだと思っています。もう一度気を引き締めて頑張っていこうと思います」
「毎日、一日一日を全力でやる。それだけでした」
「この1年で支配下選手になって一軍で投げるのか。それとも、そのまま育成か。今後の野球人生が変わると思っていたので、一日も早く(支配下に)という思いはありました」
「特にないけど、昨年の投球を評価されて入団したと思う。だから昨年の投球が最低限です」
「そのような声が聞こえるのはありがたかった。でも、僕は目の前のやることをやるだけと思っていました」
「カープの時は41番。近い番号かなと思います」
「活躍して背番号が若くなるのはいいこと。これという希望はないけど、一軍で活躍して背番号も若くできればいいと思います」
「昨日、両親や高校時代の監督、そして高知ファイティングドッグスの吉田監督に連絡をして、すごく喜んでくれました。これからがスタート。ここからまた頑張っていきたい」
「真っ直ぐとフォークを中心に投げて、オープン戦でも三振を取れた。三振が取れるところです」
「広島を戦力外になって、今、ここに来られた。これはゴールではなくスタート。まずは一年間、一軍で活躍できるよう頑張ります。数字は気にせず、1試合1試合を全力で頑張るだけです」
「背番号48番の藤井です。今季のチームの優勝に貢献できるよう頑張ります」