11月23日(水・祝)、育成選手として新入団する渡邊佑樹投手(背番号172)の入団会見がPayPayドームのプレスカンファレンスルームで行われました。
渡邊佑投手は「率直にうれしい。トライアウトが終わってすぐ、道具の片づけをしている時に電話がかかってきました。とりあえず来季も野球を続けられるけど、なるべく早く支配下に戻れるように頑張りたいです」と話しました。
渡邊佑投手は山梨県出身の27歳。富士学苑高校から横浜商科大学を経て2017年ドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団しました。3年目オフに育成契約となった際にチームの石井(一久)監督からフォーム変更を打診されて、上手投げから横手投げに転向。
その後支配下復帰を果たして、今季13試合の登板で1ホールド、防御率2.13の成績を残しました。しかし、このオフにイーグルスを自由契約となり、先頃開催された12球団合同トライアウトに参加していました。通算では23試合の登板で0勝0敗、3ホールド、防御率2.89の成績です。
渡邊佑投手は「左のサイドスローなので、ワンポイントでも1イニングでも、とにかく左打者をしっかり抑えられるように頑張りたい。今年の藤井(晧哉)投手のような活躍を目指したい。一軍で活躍してこそ、ですから」と意気込みを口にしました。