ヒーローインタビュー
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【7月28日(日) ホークス5-4ファイターズ ヤフオクドーム】 逆転のホークスだ!「鷹の祭典inヤフオクドーム」を見事4連勝で飾り、再び貯金生活に突入しました。
お立ち台に立ったのは2人のヒーローでした。江川智晃選手。全4打席で出塁し、2打数2安打1本塁打2打点。2回に先制のタイムリー二塁打、4回には追撃の6号ソロ本塁打。そして、逆転に成功した8回には果敢なスライディングで相手ミスを誘う気迫あるプレーを見せました。「ここ数試合は足ばかり引っ張っていた。ファンの人たちも『何やっとるんや、あいつ』と思っていたかもしれないけど、最後に良いところを見せられてよかったです」とホッとした表情を浮かべていました。過去3戦は12打数1安打。秋山幸二監督からは「右足に(体重が)乗るのが甘い」と指摘され、試合前の練習からバットの出し方や構えを微妙に調整して臨んでいました。「ホームランは完ぺきな当たりでした。今年、ヤフオクドームでは初めての一発。嬉しかったです」。大砲候補として期待の高い江川選手。今後の活躍も楽しみです。
もう一人のヒーローは山崎勝己選手。途中出場でこの日の初打席が、8回裏の同点に追いついた直後、2死一、三塁となおもチャンスの場面でした。「みんなが繋いでくれた場面。積極的に行こう。それだけを考えていました」。打球は三遊間へのゴロ。「僕らしいボテボテのヒット。ま、狙い通りでした!」とお立ち台で話すと、スタンドは笑いの混じった大歓声が沸き起こりました。インタビューではおどけた山崎選手ですが、グラウンド上では気迫を前面に押し出し、一塁へヘッドスライディングも見せました。
「鷹の祭典」4連勝で本来の姿を取り戻したホークス。最後はこの勢いと気迫は今後の戦いでも続けていくぞ、との願いも込めたパフォーマンス。山崎選手が音頭を取る形でスタンドの38,561人のファンの皆様と共に、「ガッツ、メラメラ!」の雄たけびで「鷹の祭典2013」を締めくくりました。
2013年7月29日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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