2013/10/23 (水)
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大隣投手が難病を乗り越えて実戦復帰!「投げる喜びを感じた」

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大隣選手インタビュー

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マウンドに向かう前に一礼する大隣投手 選手画像
「足が震えた」と振り返ったマウンド 選手画像
多くの報道陣に囲まれる

足が震えた。大隣憲司投手が苦難を乗り越えて、144日ぶりにマウンドに帰ってきました。 10月22日(火)、フェニックスリーグのマリーンズ戦(宮崎・天福)で実戦復帰を果たしました。大隣投手は今季も開幕から先発ローテを担い3勝をマークしましたが、4月末に足の感覚に異変を覚え、さらにしびれが出るなどしたために病院で検査。その結果、国指定の難病である「黄色靭帯骨化症」と診断され、6月に手術。その後は復帰を目指してリハビリに励んできました。

8回裏、2番手でマウンドへ。最初の打者の初球はスライダーがボールに外れましたが、2球目は直球で押し勝ってレフトフライに打ち取ると、その後もリズム良いピッチング。2人目は初球のカーブで詰まらせてサードゴロ。3人目は2球でセカンドゴロに仕留めて、見事三者凡退の好投で1イニングを投げ切りました。たった5球のピッチングでしたが、大隣投手にとっては大きなはじめの一歩となる、価値ある5球となりました。最速は135キロ。「スピードガン自体は以前と変わらないけど、感覚的には速い球を投げられている気がする」と手応えも感じていました。

試合後には報道陣の質問に応え、「投げる喜びを感じてマウンドに立ちました。思っていたよりも早く試合に復帰できたので、自分の中でもメドが出来ました。春のキャンプには今よりも必ずいい状態になっている。来季の開幕ローテを目指してやっていきたい」と笑顔を交えながら話しました。

「医者からは3カ月で全力投球が出来るようになると言われていましたが、最初のうちは半信半疑でした。家族や病院、球団の方々の支えがあったから、ここまで来ることができたと改めて感じています」

また、「ファンの皆様からは千羽鶴を送っていただくなど、自分以上に僕のことを気にかけてくれて本当に励みになりました」と感謝の気持ちも言葉にしました。

大隣投手への独占インタビュー動画はUstreamの「ホークス公式チャンネル」でも公開予定です。

また、試合は7対1でホークスが快勝。先発した東浜巨投手が最速146キロをマークして7回1失点の力投。打線では吉村裕基選手が先制本塁打を含む3打数3安打2打点の活躍を見せました。

2013年10月23日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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