ヒーローインタビュー
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【4月12日(土) ホークス7-1バファローズ ヤフオクドーム】
序盤は投手戦も、終わってみればホークス打線が14安打7得点で快勝。相手エースを攻略するなどバファローズ投手陣を打ち砕きました。
火をつけたのはお立ち台に上がった1番・本多雄一選手、2番・今宮健太選手、3番・内川聖一選手の上位トリオでした。1点を追いかける5回裏、2死ながら走者を二塁に置いて本多選手が左中間へ同点三塁打。「チェンジアップを狙って、その通りにきました。たくさん変化球を投げる投手だけど、ひらめきました!」と"野球勘"を働かせた一打。そして続く今宮選手は初球のカーブを狙い打ち。こちらは「球種はともかく甘い球が来たら、積極的に振っていくつもりでした。低めでしたが、僕は打てるコースなので」と三遊間を抜く逆転タイムリーとなりました。これには三塁ランナーの本多選手も「思わず塁上でガッツポーズをしちゃいました」と、チーム一丸となって掴んだ逆転劇となりました。
内川選手は開幕戦以来の4安打固め打ち。「金子投手は去年もよく打った(14打数6安打)けど、理由は分からない。タイミングが合うんです」と笑顔を浮かべていました。
ただ、内川選手を除けば金子投手を苦手にしていたホークス打線。昨季の対戦では打率.161と苦しめられました。それがこの日は10安打を浴びせての快勝。昨季13打数2安打に封じられた長谷川勇也選手や同じく11打数2安打だった中村晃選手もそれぞれ2安打をマークして苦手意識を一気に払拭しました。
「144試合のシーズンでは絶対にまた対戦する相手。また同じ結果になるように頑張りたい」(内川選手)
このカードは2連戦のため、初戦を勝てたのは大きな意味があります。さらにエース攻略でその価値は何倍も大きくなりました。ホークスのこれからに繋がる大きな1勝です。
2014年4月13日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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