ヒーローインタビュー
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【4月16日(水) ホークス3-1イーグルス ヤフオクドーム】
普段は控えめで「お立ち台はちょっと苦手」と話す寺原隼人投手。しかし、嬉しい今季初勝利に「てげ(とても)嬉しい~!」とホークス恒例のご当地言葉シリーズ、出身地の宮崎弁をマイク片手に絶叫しました。
今季3試合目のマウンドでした。「周りの先発投手が勝っているので取り残されたくなかった」。強い決意を胸に、「とにかく腕を振る」ことを意識して魂を込めました。初回は走者を出しながらも抑え、2回は三者凡退。3回は1失点で何とか切り抜け、4回は三者凡退。5回はピンチ…、とオセロのような展開。それでも自分を信じ、最後まで右腕を振りきりました。6回と7回はともに3人ずつで抑えて、終わってみれば7回1失点の好結果。「チェンジアップやカーブが効果的でした」と振り返りました。
また、この勝利で12球団と近鉄バファローズを合わせた13球団すべてから白星を挙げることが出来ました。これは工藤公康投手、杉内俊哉投手に続いてプロ野球史上3人目。いずれもホークスに在籍した投手たちです。「(イーグルス戦は7度目の登板で初勝利)やっと達成できてホッとしています。次は帆足さんですね。西武に勝てば4人目。ホークスに在籍した投手たちで記録を作って行ければ」と先輩にエールを送りました。
そして、打線は注目新人の松井裕投手から3点を奪いました。内川聖一選手が3安打2打点の活躍。「松井投手から『対戦したい打者』に名前を挙げられていたので、それに恥じないような打撃をしたいと思って打席に入りました。ただ、自分のスタイルを崩さないように、積極的にバットを出していきました。まだまだ一発で仕留めきれていないので、精度を高めていきたい」と、打率.444をマークしながらも向上心をのぞかせました。ちなみに、内川選手のお立ち台は今季早くも4度目です。
ホークスは5連勝。この日はバファローズが敗れたため、パ・リーグの単独首位に立ちました。
2014年4月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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