
ベース・ウォール贈呈式

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始球式で打者役を務める

少年野球のチーム毎に記念撮影も
未来のプロ野球選手、侍戦士のために――。
11月30日(日)、福岡県筑後市の筑後広域公園内に、ボールを壁に当てて投球練習を出来る「ベース・ウォール」が設置され、その除幕式が行われました。その式典にホークスから江川智晃選手、武田翔太投手も出席してイベントなども行いました。ベース・ウォールはプロ野球80周年記念事業「NPB未来の侍プロジェクト」の一環として全国12箇所にNPBより寄贈され、九州では唯一筑後市が設置場所に選出されました。
除幕式に続いては始球式も行われ、江川選手と武田投手は打席へ。地元少年野球チームの選手の投球に豪快な空振りを見せましたが、「速かった」と江川選手はビックリしていた様子でした。
その後公園内にある「九州芸文館」に場所を移して、記念撮影会やホークスグッズの当たるじゃんけん大会などが行われました。江川選手は「僕が子供の頃はこんな便利なものはなかったので羨ましい。僕はバッターなので、壁の前に立って実戦をイメージして素振りをする練習などをしていました。得意なコース、苦手なコースを意識して。苦手なコースはここでは教えられませんけど(笑)。ベース・ウォールで練習して、ここからプロ野球選手が誕生したら、一緒にプレーできるように僕もこれからも頑張っていきたいです」と話しました。武田投手は「僕も“壁当て”はよくやっていました。実家のすぐ前の壁に向かって投げていたので、すっぽ抜けると家に直接当ててしまい、よく怒られていました(苦笑)。このベース・ウォールがあればそんな心配もいりません。コントロールをつける練習にもなります。意識して練習すればどんどん上達するので、ぜひ活用してもらいたいです」とそれぞれ自身の体験談を交えながら話しました。
ベース・ウォールは筑後広域公園内の体育館そばに設置されています。また、2016年より実用される予定のファーム新本拠地球場からもすぐ近くです。
2014年12月1日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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