2016/09/12 (月)
選手

内川選手が17号弾など4打点! 攝津投手2勝目

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【9月11日(日) ホークス8-5ライオンズ ヤフオクドーム】

<今日の熱男=内川聖一選手 17号3ランを含む4打点の大活躍!>

価値ある一勝です。しかもファイターズが敗れたために、ゲーム差0.5に再接近しました。

勢いづく勝ち方です。打って勝つ。しかも4番・キャプテンが貴重なタイムリーと勝利を大きく引き寄せる17号3ランを放つ、計4打点の大活躍。チームに勇気を与え、ファンをより熱く元気にしました。

「2打席目までチャンスで回してくれたのに結果が出なかった。何とかしたいと思っていた」

ストレートを狙い打ち、いい当たりを飛ばすもヒットにはならずに悔しい思いをしていました。「アウトはアウト。何か形に残るものを残さないと」。

タイムリーと本塁打。喜びを表しつつも「心の中では『早よ打っとけよ』」と自分自身にツッコミを入れつつ、「ホッとしました」と安どの表情を浮かべました。

昨季から4番・キャプテンの重責を担い、今季の開幕前には「昨年は初めてのことで、自分で背負い過ぎてしまった」と反省。今季も厳しい戦いが続く中、重圧を感じながらのプレーになっています。

その中で考え方も変わってきました。

「何か役割を任されたらそれを成し遂げたいと思うのが人間です。重荷を軽くしたら結果が出るのか。それで結果が出て、どうなのか。オマエが背負えと言われるのもありがたいこと。目を背けず、向き合っていくのがいいのかなと」

前日10日にはセ・リーグでカープが優勝しました。改めてホークスのナインも「優勝」のシーンを見て、思いを強くしています。

先発した攝津正投手は久々の一軍ながらベテランらしく落ち着いた投球で2勝目。サファテ投手は自身が昨年樹立したパ・リーグ記録の41セーブに並びました。

1日の移動日を挟み、週明けは仙台でイーグルスと2連戦です。

工藤監督の熱男トーク
――内川選手が活躍した。
「あの本塁打が一番大きかった。それまでみんなつないで点をとってくれていたけど。さすが4番ですね」

――攝津投手も白星。
「3回までゼロでいってくれたのが良かった。初回はピンチもあったが抑えてくれたし、その間に先制できた。ベンチをしてはありがたかった。チームもいい状態になってイケイケになる」

――不安定な戦いだが、連敗ストップはいいクスリになるのでは。
「そう思っています。明日もゲームがあれば、と今は思いますね。今日のような雰囲気で戦うのが大事。残りも少なくなっていく。集中力を高めていって、気持ちをひとつに。選手たちがそうなれるように、わたしも微力ながらしっかりそうなるようにやっていきたい」

2016年9月12日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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