| 34,000の大観衆はその瞬間(とき)を待っていました。「ピッチャー、馬原孝浩」。7月26日(土)マリーンズ戦、今季95試合目で初めて聞くコールに、歓喜の声を爆発させました。ヤフードームのマウンドに守護神が帰ってきました。 「緊張は特にありませんでした。でも、いつもは聞こえない歓声が、この日だけは耳に届きました。鳥肌が立ちました」。 大歓声に包まれながら今季の第1球は149km/hのストレート。2球目は150km/h。この球でセカンドフライに打ち取り、今季最初のアウトを取りました。続く今江選手からはフォークで空振り三振を奪いました。3人目の早川選手は1球でレフトフライ。たった7球で、1点差の9回表を守り切り今季初セーブもマークしました。 「正直ホッとしました。1点差で気持ちがものすごく入っていたので、3つ目のアウトの瞬間は全身の力が抜けるような感じでした」。 マウンドでは今季初めて、馬原投手を中心に勝利の輪ができました。ベンチ前で王貞治監督とハイタッチ。王監督は少し飛び跳ねるようにして喜びを表しました。 「(復帰に)ちょっと時間がかかりすぎましたけど、これからは強い気持ちを持って相手打者をねじ伏せていきたいです」。 いつもクールな守護神が、力強い言葉で強い意気込みを表しました。ただ、言葉では語り尽くせないこれまでの苦悩と野球にかける熱い想いがまだたくさんあるはずです。それはこれから、マウンドの上で思いっきり表現するつもりです。 |
帰ってきた馬原投手の熱い投球とその舞台裏  動画の公開は終了致しました。 |
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2008年7月27日掲載 田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア) |
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