7月29日（火）、オールスター前までの98試合（50勝48敗・リーグ3位）を戦い終え、王貞治監督が今シーズンここまでの戦いを総括しました。

「苦しい戦いでしたが、少しですが貯金はあるし、（首位の）西武の背中も見えています。まずまずの戦いだったといえるでしょう」。
ライオンズとのゲーム差は5.5差です。「捕まえることができる」と自信も見せました。

前半戦は故障者が続出するなどして「（チームの）持っている力を十分に出したとはいえない」戦いになってしまいました。しかし、光も見えました。「苦しい戦いをしたがゆえに、若い選手が出てきた。悪いことばかりではなかった」。長谷川勇也選手や中西健太選手ら若鷹たちがチャンスをモノにしてヒーローになった試合がいくつもありました。

「もともと8月、9月の戦いだろうと思っていました。今、慌てる必要はまったくない。これからの夏場、自分との戦いに勝って、そして相手にも勝っていきたい」。

混戦パ・リーグを制するための大事な後半戦は、8月3日（日）のバファローズ戦（京セラドーム）から始まります。