| チームを救う一発は、待望のプロ初本塁打でした。8月29日(金)ライオンズ戦(ヤフードーム)、吉川元浩選手が延長11回に起死回生の同点弾をレフトスタンドに放ちました。 「嬉しいです。ただ、嬉しいということだけです」。 万感の思いを込めて、大歓声に包まれながらベースを1周しました。 長距離砲と期待されプロ11年目。最初に入団したバファローズ(当時・近鉄)をトレードで放出され、移籍したジャイアンツからは昨年戦力外通告を受けました。トライアウトを受験し、ホークスには育成選手として入団。苦難のプロ野球人生を歩んできました。 バファローズ時代から吉川選手を知る石渡茂2軍監督は「彼は性格がおとなしくてノンビリ屋。それが災いしている」と分析。吉川選手も「あまり危機感は持たないタイプ」と言い、そして「打席に入ると“結果を出さないといけない”と緊張してしまう」と話していました。しかし、ホークスに入団してからの吉川選手は変わりました。 「結果を怖がらず、普段通りにやればいいと思えるようになりました。人間、クビになると強いんです」。 プロ初本塁打。それは1軍での記録です。実は2軍公式戦では先日通算100本塁打を達成しました。「和製大砲の候補」と期待を寄せる王貞治監督も「見事なホームランだった。初めて対戦する投手の球をガーンと打つんだから大したもの。存在感を示してくれたね」と嬉しそうに“劇弾”を振り返りました。 「これからの野球に対するモチベーションになります」。 この一発は吉川選手の野球人生の転機になるはずです。ホークス逆襲の切り札として、チームに欠かせない存在となります。 |
吉川選手がプロ初本塁打を笑顔で振り返る  動画の公開は終了致しました。 |
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2008年8月30日掲載 田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア) |
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