2024年3月19日、仲田慶介選手・緒方理貢選手・川村友斗選手が支配下選手契約を終え記者会見に臨みました。オープン戦期間中の支配下契約は球団としては異例のこと。これについて三笠杉彦取締役GMは「今週から本番モードという小久保監督の方針のなかで、一週間待たずして3選手を登録し、一軍の戦力としての見極めをしっかりしたうえで開幕を迎えてもらうのが選手本人・チームにとって良いのではないかと判断した」と話しました。
質疑応答(一部抜粋)
支配下契約を掴んで
- 仲田「まずは素直に嬉しかったし、ようやくプロ野球選手のスタートラインに立てた。一軍の選手として活躍しないといけない危機感・責任感を感じる」
- 緒方「すごく嬉しかった。やっとスタートラインに立っただけなのでこれから一日一日頑張っていく」
- 川村「僕も嬉しく思いますし、いままで応援してくれた方々に感謝の気持ちもあります。より一層頑張らないといけない」
今日までの道のりを振り返って
- 仲田「入団した時から絶対に這い上がってやるという気持ちで取り組んできた。これからが本当の勝負、より一層頑張っていきたい」
その原動力は
- 仲田「幼い頃からドームに足を運んでドームで活躍したいという気持ちをずっと持ってやってきた。小さい頃からずっと見てきた球団なので、この舞台でしっかり活躍したいという気持ちが強い」
背番号69について
- 仲田「牧原(大成)さんが育成から支配下に上がった時に付けた最初の背番号。まずはユーティリティとしてチームに欠かせない選手になれるよう頑張りたい」
緒方選手は3人の中では最年長
- 緒方「3人でキャンプの時から高め合ってきたのですごく嬉しい」
育成4年目での支配下契約
- 緒方「4年間凄く長かったし苦しい経験たくさんした。大卒なので一年一年が勝負だと思ってここまできた。両親の存在、優しい先輩方のおかげでここまで野球ができていると思っている」
支配下契約について両親は
- 緒方「お父さんは仕事中で『おめでとう』と。お母さんは泣いていました。より一層頑張って結果を残して親孝行したい」
他の育成選手に勇気を与えるのでは
- 緒方「他の育成選手にどういう影響があるかわからないが、自分が活躍して少しでもそう思ってもらえたら嬉しい」
3人同時に支配下になったことについて
- 川村「キャンプから野手3人で高め合って頑張ってきた。3人で上がれたことは嬉しい」
昨年オープン戦でインパクトを残して以降、この1年の道のりについて
- 川村「昨年は春先に一軍を経験させてもらい、そこから2軍・3軍・4軍すべて行ったので自分としてはいろいろなことがあった一年だったが、支配下になれて嬉しい」
両親へ連絡は
- 川村「両親には連絡して、父親はすごく安心した感じ。母親は仕事中だったので『おめでとう』とひとこと。両親は北海道にいるのでなかなか福岡に試合を観に来られないが、良い報告ができて嬉しい。一軍じゃないと北海道や大学時代を過ごした仙台に行けないのでなんとか一軍で頑張りたい」
今後どうアピールしていく
- 川村「まずは試合に途中から出ても一軍の戦力になるアピールをすることが大事。バッティングでは長打だったり、ヒットを打ちたいです」