2024/11/12 (火)
選手

海外武者修行「久しぶりのラテンアメリカで」(福岡通訳より)

みなさま、初めまして。ホークス入団3年目のスペイン語通訳、福岡吉央(よしてる)です。普段は筑後で育成外国人選手たちのサポートをしています。そして今回、先乗りしていた大竹風雅投手、沖浦良一トレーナーに続き、松本晴投手とともに11月5日にプエルトリコ入りしました。私個人にとっては、ホークス入りする前の2018年のコロンビア、2019年のメキシコに続き、3カ国目となるウインターリーグでの勤務です。コロナ禍だった2020年半ばに帰国して以来、久しぶりのラテンアメリカということで、懐かしさを感じながら過ごしています。

私自身のことを紹介しますと、ひとことで言うとラテンバカです(笑)。中南米との関わりは、大学生の時にバックパックを背負い、長期休みの度に中南米各国を旅して以来、ラテンの世界にハマり、スポーツ紙で記者をしていた会社員時代も年に1度の休暇は毎年のように中南米を訪れていました。2017年に退職した後はグアテマラに語学留学し、野球の通訳の世界に飛び込んだのですが、これまでプエルトリコ以外の中南米のスペイン語圏には全て足を踏み入れていた私にとって、プエルトリコは最後のワンピースでした。そして今回、ホークスから派遣されることになり、ついにスタンプラリーが完成しました。(といっても、プエルトリコは米国の自治領なので、パスポートには米国のスタンプが押されています)

趣味はラテンダンスのサルサとバチャータを踊ること。スペイン語を覚えたのも、ラテンの曲の歌詞の意味を知りたかったからでした。そして、ここプエルトリコもサルサの本場。球場やロッカーでは常にラテンの音楽が流れており、球場の飲食店のスタッフたちが客を待っている間、店内で踊っているのを見て、私も思わず仲間に入れてもらおうか迷ったほどです。球場では試合中もラテンの音楽が流れるので、ベンチで試合に集中している自分にとってはまさに生殺し状態!(苦笑)。と言うのは冗談(でも半分くらい本当)ですが、ラテンの陽気な雰囲気を楽しみつつ、異国の地で武者修行中の2人の投手たちをしっかりサポートしていきたいと思います。

プエルトリコ・ウインターリーグについてはこちら
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