2025/02/05 (水)
選手

スタート! スプリングトレーニング in 筑後

こんにちは。宮崎と時を同じくして、筑後スプリングトレーニング2025も元気にスタートしています。今年も筑後の様子を発信していきますよ!ひな丸も選手たちを笑顔で見守り、時には一緒にトレーニング(?)を頑張っていました。


キャンプ2日目、ウォーミングアップ後に野手はフィジカルテストを受けました。メディシンボール投げやジャンプ系の測定が行われました。

1回のジャンプの高さでは、中澤恒貴選手が高数値を叩き出し、堂々の1位だったようです。「よっしゃ!」とガッツポーズで喜んでいました。

一方、シモン選手はジャンプの跳び方が迷子になってしまい……戸惑ってキョトンとしてしまいました(笑)。※ジャンプのフォームやタイミングはたしかにコツが必要。

すると、斉藤和巳3軍監督に「初めてじゃないやろ」とツッコまれます。フォローするならば、シモン選手は怪我でリハビリ生活も長かったので、やり方を忘れてしまったのかもしれませんね。「ゴメンナサイ」と頭を掻きながら一生懸命ジャンプ。測定が終わると、斉藤監督の方を見て、「怖い」と言って泣き真似?!?!

一瞬、本当に泣いているのかと引っ掛かりそうでした(笑)。今年もみんなに愛され、イジられるシモン選手。みんなが爆笑する一幕でした。良い雰囲気です。


今度は投手陣がバイクを漕いでいました。それぞれが自分自身の限界に挑戦しているため、終えると倒れ込み、脚がプルプルして生まれたての小鹿のようになっていました。

身長195cmの水口創太投手は、なんだかバイクが似合います。サドルの高さを設定している間、みんなから「脚長っ!すげー!」と歓声も上がっていました。

水口投手設定のまま、星野恒太朗投手がバイクに乗ってみました。「(ペダルに)足が届かない」と、なんだかかわいいことになっていました。


勝永将史4軍ストレングス&コンディショニング担当によると、この種目では長水啓眞投手が健闘したようです。飛田悠成投手も内野海斗投手もヘトヘトになるまで追い込んで“昨日の自分超え”。これまでリハビリ生活が長かった2人ですが、のびのびと野球ができている幸せを感じていました。


サブ球場では釜元豪4軍外野守備走塁コーチと井出竜也コーディネーターの外野ノックも白熱していました。「新人合同自主トレの時より上手くなっている」「昨日より上手くなっている」などとノッカーたちから声がこぼれていました。

外野守備の育成力に定評がある井出コーディネーター。以前から「やった分だけ伸びる」と仰っていて、柳田悠岐選手らの守備を鍛え上げてきました。この時期から井出コーディネーターのノックを受けられるなんて羨ましい!若手外野手の守備力向上に期待大です!


さて、筑後でもキャンプ中はファンサービスを行っております。1日()、2日()は節分イベント!2日は晴れたので、タマスタ筑後のグラウンドで『選手と恵方巻イベント』。佐倉俠史朗選手と中澤恒貴選手が登場しました。

佐倉選手は……そういえば、去年もこのイベントに登場しましたよね?その記憶はチーム内にもあったようで、「あれ?佐倉また?」「去年も食べてなかった?」などと指摘を受けていました。2年連続2回目の出場に佐倉選手もニンマリ(笑)。食いしん坊キャラは誰にも譲りません!

西南西を向いて、ファンの皆さんと一緒にもぐもぐタイム。中澤選手は食べ終わるのが早かったです!「恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじりし、言葉を発せずに最後まで食べきると願い事がかなう」とされている恵方巻。食べ終わると「どんな願いを込めましたか?」と聞かれてハッとします。中澤選手「え?願い事?」。そんな中澤選手に佐倉選手が小さくひとくちお裾分け。「これで願い事、間に合ったな!」と言わんばかりに優しいアシスト。さすが、仲良しコンビですね。参加者の皆さんとニコニコな時間でした。


同じく、節分企画で若鷹による豆まきも行われました。村上泰斗投手と安德駿投手が登場。まずは皆さんに自己紹介から。ところが、安德投手がまさかの失策。「背番号20の安德駿です。……あ、28の!!!」。自分の背番号を言い間違えるという失態に一同爆笑でした(笑)。隣にいた村上投手も、しっかり突っ込んでいましたね。

歳下の同期たちからも「安德さんはゆるキャラ」「フワフワ系」と言われていました。安德投手の周りにはすごく穏やかな優しい空間が広がっています。

新人選手たちのキャラクターも少しずつ見えてきましたね。キャンプ中は、ルーキーズの様子もしっかり取り上げていきましょう!


さて、今春キャンプ中、主に外国人選手のサポートとして、ホークスOBであるリック・バンデンハークさんとフリオ・ズレータさんが臨時コーチとして来日しています。第1クールは共に筑後で選手たちとコミュニケーションを取っていました。

バンデンハークさんが特に気にしていたのは現在、トミー・ジョン手術からの復帰を目指してリハビリ中の武田翔太投手です。旧知の仲でもある2人。共に先発ローテーションを守った仲間でもあります。


武田投手の練習に熱視線を送り、時折熱くディスカッションしていた2人。武田投手が今、取り組んでいることとバンデンハークさんの記憶にある過去の良かった時の武田投手のこと。さまざまな気付きや学びを伝え合っていたそうです。すごく熱いものが感じられました。

ズレータさんは、来日する前から若鷹たちの動画をチェックしていて、伝えたい思いをたくさん持って来てくれたようです。第1クールから早速、打撃面のアドバイスやメンタル面を選手たちに伝えていました。彼らを招聘した国際部スタッフは「まだ2日目だけど、本当に彼らを呼んで良かった」と2人の熱量と若鷹たちの受ける影響の大きさを感じていました。


宮崎のみならず、筑後で虎視眈々と上を目指す若鷹たちの応援にもぜひ、足を運んでくださいね。第1クールからたくさん声をかけてもらい、嬉しそうだった加藤晴空選手の笑顔で締めたいと思います。


引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

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