春季キャンプ初日を迎えた2月1日（日）、秋山幸二監督が春季キャンプの抱負や今季にかける思いなどを語りました。以下、主な一問一答です。

・今日の（宮崎）アイビースタジアムは青空。風もなく良いスタートですね。
「気持ちいい朝を迎えました。心身ともにリフレッシュして（春季キャンプに）入っていけますね」

・監督として迎える初めての春季キャンプはいかがですか？
「そんなに変わらないです。ただ、これまでは投手陣を見ることがなかったので、しっかり見たいと思っています」

・秋のキャンプは経験されましたが、春はやはり違いますか？
「秋は体力強化や技術の向上が目的でしたが、春は開幕そしてシーズンをいかに戦うかという準備期間。その意味でも細かい動きは多くなると思います」

・キャンプ前に小久保選手を主将に指名しましたが、期待することは？
「チームをまとめてほしいですね。今は練習の中でどんどん先頭に立ってやってもらいたいと思います」

・今年はWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）があり、代表候補選手が途中でチームを離れますがその影響は？
「その選手たちに関しては実力も精神的な強さも持っているので気にしていません。万全の体制で（代表合宿に）行ってほしいと思っているので、（調整は）任せてあります。本人たちにも話はしています」

・前日、秋山監督はこのキャンプは「動と静でいえば“静”のキャンプ」と言われていました。
「特に意味合いはないんですけどね（笑）。ただ、このキャンプでは選手たちをしっかりと見て、各々の選手の成長度合いや調整の具合を把握しておきたいと思います」

・このキャンプのキーマンは？
「投手陣を特にしっかりと見たいですね。なかでも中継ぎ陣の役割が重要になると思うので、そのあたりをしっかりと把握したいと思います。野手に関しては4月の開幕に向けて順調に調整をしてくれればいいです」

・選手たちは必死にアピールしてくると思います。
「ここは競争の世界。若い選手たちもチャンスはあるので、どんどんアピールしてもらって自分の地位を掴んでほしいです」

・最下位からの逆襲を誓うシーズン。厳しいキャンプになりそうですか？
「例年と変わらぬキャンプになると思います。でも、選手個々の意識の中に悔しさをもってやっていくと思うので、それには期待したいですね」

・たくさんのファンの方も来られています。メッセージを。
「春のキャンプは毎年たくさんのファンの方に来てもらって、選手たちもやりがいを持ってやっています。その期待に沿えるように優勝を狙って頑張っていきたいと思います」