人生で初めての一打。長谷川勇也選手はナインにもみくちゃにされながら、その感激に浸っていました。
4月25日(土)のイーグルス戦(ヤフードーム)。4対4で迎えた延長11回2死一、二塁のチャンスでした。フルカウントから「狙いは真っ直ぐ。バットを折ってでもヒットにしようと思った」。読み通りの直球がくるとバットからは快音が響く。レフト線に弾むサヨナラ安打。「小学生から野球を始めてサヨナラ打は初めてです」。いつも冷静な男が右手を高々と突き上げて喜びを表しました。
ただいま絶好調の長谷川選手。25日(土)までの打率は.418、リーグ打撃成績の3位です。その秘訣は「最後までボールを引きつけること」といいます。その表れがバットを一握りほど短く持つ打法です。 「シーズンが始まって数試合経ったころ、『引きつける』ことを意識していたら、自然とそうなりました」。
今春、長谷川選手のフリー打撃を見ていると、昨年とは比べ物にならないほどの飛距離を誇っていました。それは松中信彦選手にも負けないほど。
「下半身を使うことを意識して練習したら飛ぶようになりました」。
しかし、ここまで本塁打はゼロ。加えて、バットを短く持ち、引きつける打法では本塁打を打つのは難しくなります。
「今はホームランを意識していません。強いライナーを打つ。そして外野の間を抜けるのが理想です」。
注目度は上がる一方の3年目の若鷹。しかし、浮かれる素振りはなく「コツコツと……」と“継続”を常に心に誓っています。
「でも、今の打ち方でホームランが打てれば、また変わると思います。1本出れば、それを体で感じるから」。
日々継続し、そして日々進化。長谷川選手の勢いはますます加速していきます。
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2009年4月26日掲載 |
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