3月16日(火)、育成枠から支配下登録された山田大樹投手が、王貞治会長とともにヤフードームで会見を行いました。
山田投手はつくば秀英高から2006年育成ドラフト1巡目でホークスに入団。過去3年間はファームで通算24試合に登板して4勝3敗、防御率7.53の成績を残しました。特徴は188cmの長身から投げる角度のある力強い直球。昨季は150km/h超もマークしました。 前日の夕方に一報を聞いたという山田投手。「夜、寝るまでは夢じゃないかと思っていました。今朝起きてから実感がわきました」とまるでルーキーのような初々しい笑顔を浮かべました。
「今までは支配下登録されることが目標でしたが、これからは一軍定着が新しい目標です」。
昨季終了時点ではプロ野球育成選手の規約により自由契約となりました。他球団からの声もあったといいます。それでもホークスに残る決断をしたのには理由がありました。
「2年目に左ひじの手術をして1年間投げることができませんでした。それでも見守ってくれた球団に恩返しをしたいと思っていました」。
会見に同席した王会長は、以前から山田投手の能力を高く評価していました。
「長身の左投手で角度のある力強い球を投げられるのは大きな武器。考え方もしっかりと整理できているし、自分自身を落ち着いて見ることができている。3年間が無駄ではなかったということです」。
山田投手の背番号は「121」から「34」に変更されます。「『34』で左投手といえば、(歴代1位の通算400勝の)金田さん。目標を聞かれて名前を挙げるなら、それくらいの気持ちでいかないと」と王会長。それを聞いた山田投手は「大投手すぎてイメージがわかないけど、王会長にそう言ってもらえたのは励みになる」と口元を引き締めていました。
2010年3月16日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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