2010/03/21 (日)
選手

【開幕レポ】小久保選手の言葉が現実に!秋山監督「特別な日になった」



小久保選手
 
杉内投手
 
「特別な日になった」と秋山幸二監督はホッとしたような表情でつぶやきました。
3月20日(土)、ファイターズ戦(札幌ドーム)。ついにパ・リーグが開幕しました。自主トレからキャンプ、オープン戦と苦しい練習や調整を行ってきました。それもこの日を迎えるための準備。試合当日は当然ながらこれまでとは違う緊張感に包まれていました。

試合開始の50分前、栄光の開幕スタメンを掴んだ10人の名前がアナウンスされます。敵地ながらライトスタンドに陣取ったホークスファンからは大きな歓声と選手コール。ナインに勇気を与えてくれました。円陣では主将の小久保裕紀選手が「ダルビッシュから5点とるぞ!!」。魂のこもった声だしにチームは一気に活気づきました。

開幕投手を務めたのは杉内俊哉投手。2年ぶり2度目の大役に、普段は緊張しない男が「力んだ」。それでも最も緊張する立ち上がりを3者凡退に抑えて流れを作ります。
すると、試合は2回表に動きました。4番・小久保裕紀選手がチーム初安打。5番・多村仁志選手も連打で続きます。ここから2010年型のホークス野球を見せます。6番・李ボム浩選手が犠打でチャンス拡大。1死二、三塁として7番・長谷川勇也選手の打球が相手のミスを誘い先制し、8番・松田宣浩選手の打球は内野ゴロでしたが一塁走者・長谷川選手の強烈スライディングと松田選手のヘッドスライディングでさらにもう1点を奪い取りました。

3回表と5回表には小久保選手が2打席連続タイムリー。9回表にも9番・田上秀則選手の犠飛で加点して、試合前の宣言通り5点を奪いました。
先発の杉内投手は6回3失点で粘ると、残り3回は「SBM」が出動。攝津正投手、ファルケンボーグ投手、馬原孝浩投手が無失点リレーで見事に逃げ切りました。

小久保選手は「とにかく勝つんやという気持ちで戦った。5点取ろうと言って、その通りになって何より」と笑顔。1勝目を挙げた杉内投手は「もっとテンポ良く投げられればよかったが、勝ててよかった」と喜びました。

7年ぶりの優勝へ向けて好スタートを切ったホークス。秋山監督は「これで流れに乗っていける」と開幕ダッシュに確かな手応えを感じていました。

2010年3月21日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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