チームのため、そしてエースのプライドをかけた試合でした。
8月14日(土)のファイターズ戦(ヤフードーム)。杉内俊哉投手は「自分にプレッシャーをかけてマウンドに上がりました。自分の力で勝利をもぎ取ってやろうと思っていました」と強い気持ちで先発登板しました。初回から2三振を奪う完ぺきな立ち上がり。4回まで1人の走者も許しませんでした。
5回に無死満塁のピンチを迎えても「開き直って全部三振を狙った」と言葉通り後続から3者連続三振。終わってみれば、2安打12奪三振の完封勝利で、和田毅投手に並ぶリーグ最多の14勝目をマークしました。
完封は今季4度目。シーズン自己最多を更新しました。また、そのうち3度がファイターズ戦です。杉内投手も「不思議です」と首をかしげつつ、その理由を次のように分析しました。
「ファイターズの野球は、みんなが徹底している。右打ちをしてくるし、見逃し三振が多いかわりに四球も多い。そういう打線だから、あえて力でねじ伏せてやろうと思って投げた。実際にストレートはファウルになって前に飛んでいませんでしたからね」。
この日は「全部の球がよかった」と言いますが、杉内投手の基本はやはりストレート。最後の打者、糸井選手を見逃し三振にとったウイニングショットも142km/hの真っすぐでした。
「これで(チームは)3連勝か」とホッとした表情を見せたエース左腕。ホークスが再び上昇気流に乗ってきました。
2010年8月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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