「自分が背負っているものは分かっている」───。
2011年シーズン開幕を目前に控え、各選手が自らの調整を万全にすべく取り組んでいたオープン戦の最中、『月刊ホークス』では今季も投手陣の大黒柱として奮闘が期待される杉内俊哉投手にインタビュー取材を依頼。昨季、2年連続で最優秀投手のタイトルを獲得した球界屈指の左腕に、今季への自信、展望を聞いてきた。

インタビューが行われたのは、阪神とのオープン戦が開催された3月2日（水）。「杉内なのか、和田毅なのか、どちらが2011年開幕投手を務めるのか!?」と早くもマスコミ各社が独自の目線で切り込み、登板日が漏れないように、杉内、和田ともに自身の調整具合を隠さなければならないというピリピリした状況の中、杉内がオフィシャル誌に登場してくれた。「開幕戦でどっちが投げるかは言いませんよ（笑）」と話しつつも、このインタビューが行われたときには、秋山幸二監督がどちらか一方に開幕戦登板の打診を行っていたことを匂わせてくれた杉内。「昨季は直球がダメだった中、16勝できた。今季はキレ、軌道ともに良くなっていると自信を持って言える」と2011年シーズンの活躍に期待を持っていることを語ってくれた。また、今季で遂に入団10年目を迎えるということについて聞くと、「10年前とは全く変わりましたよ（笑）。あの頃は自己満足の世界にいたけど、今は違う」と自らを分析。置かれている立場も変わり、10年目のさらなる飛躍を誓う左腕に編集部も期待を寄せずにはいられませんでした。

また、昨シーズン中、自身の登板前日に次の登板結果に関する"夢"を見ていたことが話題に。「毎年、開幕前にも見るんですよ。一昨年と昨年はシーズン15勝する"夢"を見て、その辺で落ち着きましたからね」。もちろん、インタビュー当日にはまだ今季の"夢"は見ていないとのことだったが、今回のインタビューは他メディアでは滅多に語られない、杉内の内面にも切り込めた"夢"の内容となった。
ほかにも同級生の和田、新垣渚に対する意識など、詳しくは本誌で紹介（今月号からソフトバンクモバイルを使った選手動画もスタート）!!

さらに本誌では、昨季のチーム打撃三冠の多村仁志選手や今季から2軍を指揮する小川一夫2軍監督のインタビューを収録。ルーキーの南貴樹投手にもインタビューを行ってきました。ライターによる書き下ろし3軍コラム「でいばいでい」をスタートさせるなど、1軍から3軍までホークス情報が満載!!もちろん、開幕直前のイベント情報や「鷹の祭典2011」最新情報もお見逃しなく!!3月19日（九州地区は22日）発売の「月刊ホークス4月号」は、「オリジナル両面ポスター」と「オフィシャルグッズカタログ」を付録に580円。ホークス戦開幕から、『月刊ホークス』でその歴史を追おう!!