2011/03/19 (土)
選手

秋山監督、川崎選手会長、小久保キャプテン、和田投手から「開幕延期について」、また「プロ野球ファン、ならびに被災された皆さまへのメッセージ」

動画キャプチャ

ホークス動画一覧を見る

秋山監督インタビュー

動画を見る

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

パ・リーグの開幕日程が4月12日(火)に延期されたことを受けまして、秋山幸二監督ならびに選手会長の川崎宗則選手、キャプテンの小久保裕紀選手、和田毅投手が会見を行い、現在の心境や思いについて語りました。

秋山監督

「このような状況の中で開幕がどうなるか不安定だったが、4月12日と決まりました。ファンの皆様、そして震災にあわれた被災者の皆様に元気を与えられるプレーをお見せできるベストな状態にチームを持っていきたいと思っています。
今回の震災は今までにない大きな災害でした。我々にも出来ることがあると思います。勇気づけること、元気づけることに全力で取り組みたいですし、いろいろなことを話し合いながら出来る限りのことを協力したいです。被災された方々はまだまだ大変な状況だと思いますが、みんなで力を合わせて元通りの生活ができるように力になりたいです」

川崎選手

「(開幕が)4月12日でもどうかというのもありますが、僕個人としては3月25日よりも(よかったと)ホッとしています。
僕らが野球をすることでみんなに元気を与えられるのが一番だと思っていますが、被害地、被災者の皆さんのことを考えると胸が痛いです。いつも自分で何ができるのかを考えながら4月12日の開幕を迎えたいです。
開幕したら少しでも元気になるような、素晴らしいプレーを見せたいと思います」

小久保選手

「25日の開幕は厳しいと思っていました。僕個人としては3週間近く遅れたのはホッとしています。(開幕が遅れた影響は)全くないです。僕らの調整なんて些細なこと。そんなことはどうでもいい。
セ・リーグは開幕しますが、選手の中では時期尚早ではないかとの声もあります。12球団一丸となってというのも、あってよかったのではないかと思います。
震災については非常に心を痛めています。僕自身も知り合いの方と連絡がとれていませんし、ホークスには東北出身者もいます。
ただ、僕らの仕事は野球なので、12日の開幕に合わせてやっていくのはもちろんのこと、僕らのプレーを通じて勇気を与えられるところまで、被災者の皆さんの気持ちが回復するのを祈っています。
そして、1日も早くイーグルスの本拠地であるKスタ宮城で試合ができるのを祈っています」

和田投手

「プロ野球を楽しみにしていたファンの皆さんには申し訳ないという気持ちもありますが、個人的には延期でよかったと思います。
僕らの調整のことはありますが、日本の現状を考えるとそんなことを言っている場合ではない。僕らの想像を絶する苦しさを感じている被災者もいる。今は野球をやる状態ではない。
(震災のニュースを見て)実際に被害にあっていない自分が言うと軽く聞こえてしまうかもしれませんが、ホントに言葉が出ない。報道されているのは一部だと思うし、まだまだもっと苦しんでる方もいるかもしれない。つらいです
僕らも同じ日本人、そして同じ人間として復旧の手助けをしたい。野球を通じてでも、野球以外のことでもやっていきたい。野球選手なのでまずは野球で支援をしていきたいです」

2011年3月19日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

関連リンク > 、 、 、
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報
選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 秋山監督、川崎選手会長、小久保キャプテン、和田投手から「開幕延期について」、また「プロ野球ファン、ならびに被災された皆さまへのメッセージ」