| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|
スワローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ホークス | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | X | 4 |
(スワローズ)●石川(0勝2敗)、押本、久古、林昌勇―相川
(ホークス)○攝津(2勝0敗)、森福、金澤、馬原―細川、山崎
なし
<ホークス> | <スワローズ> |
6 川崎 | 8 青木 |
4 本多 | 4 三輪 |
9 内川 | 7 飯原 |
D カブレラ | 3 ホワイトセル |
3 小久保 | 2 相川 |
7 松中 | 9 バレンティン |
5 松田 | 5 宮本 |
8 長谷川 | 6 川端 |
2 細川 | 1 石川 |
震災後初のオープン戦。鳴り物なし、国旗や選手のユニフォームには喪章がつけられて試合が行われた。その中、ヤフードームには24,605人の来場者が詰めかけて一投一打に大きな声援を送った。
その声に後押しされて先発したのは攝津正投手。秋田県出身で社会人時代は宮城県仙台市で過ごした右腕は今回の震災に非常に心を痛めた1人だが、プロ野球選手として、マウンドではハートのこもった最高のパフォーマンスを見せた。6回を投げて球数87球、被安打3、奪三振6、与四球1で無失点の好投。これで練習試合も含めると5試合連続で無失点投球だ。秋山幸二監督も「前回よりも良かったし、(5回の1死満塁の場面を乗り切ったことについて)彼は経験があるし場数を踏んでいるからね」と高く評価した。
また、最終回には馬原孝浩投手が登板。最速151キロの直球と鋭く落ちるフォークを武器に2つの三振を奪い、1回無失点と好投した。 打線では内川聖一選手が2本のタイムリーを放つ勝負強さを見せた。10日のオープン戦(ベイスターズ戦、北九州)で1号本塁打を含む3安打の活躍を見せており、いい状態をキープしている。チーム全体でも12安打をマーク。松中信彦選手と川崎宗則選手が2安打を放った。
2011年3月20日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)