2008/03/24(月)選手

大場投手の「すごさ」を証明した、2つのストレート

試合を観たすべての人々が、歴史の証人になりました。3月23日(日)のイーグルス戦(ヤフードーム)にプロ初登板初先発したルーキーの大場翔太投手が素晴らしい投球を見せて、完封勝利でプロ初勝利を飾りました。最速150km/hの直球とキレ味鋭い変化球がさえわたり、さらにコントロールも安定していて無四球で9回を投げ切りました。プロ初登板初完封勝利はプロ野球史上28人目、ホークス球団では1957年の木村保投手以来51年ぶりの大記録です。さらに無四球が加わるとパ・リーグ58年の歴史で初めての快挙となります。

「平成の鉄腕」との呼び声で入団した大場投手。それを証明した「2球」がありました。8回表2死走者なしの場面で、フェルナンデス選手に投じた「初球」と「決め球」です。
この時点では両チームとも無得点。0対0の緊迫した投手戦でした。このシーンで1番与えてはいけないのは先制点。つまり本塁打です。
ここで相手は4番打者の外国人選手。セオリーではボール球の変化球から勝負に入る場面です。外国人選手の多くは直球に強く、初球は思い切ったスイングをしてくるからです。
しかし、大場投手が投げ込んだのは146km/hのストレートでした。観ていて思わず「アッ」と声が出たボールです。しかし、フェルナンデス選手のバットは空を切りました。その後も直球中心の組み立てでカウント2-1。ここもセオリーでは、ボールになる変化球の可能性が最も高い場面です。しかし、大場投手はストレートを投げ込みました。144km/hの低めの直球。見事に空振り三振を奪いました。

この時点で球数は100をすでに越えていました。それでもこの威力。「鉄腕」と呼ばれるのも納得です。そして、この日は6三振を奪いましたが、そのうち5つは直球が決め球でした。「1番自信のある球はストレートです」という言葉通りの投球でした。

「今日は自分の攻める投球ができました。気持ちだけは負けないように投げることができました」。

初回、まっさらなマウンドに上がったときには緊張感があふれていました。5球の投球練習。1球ごとにロージンバッグに手を伸ばしました。2回以降はその姿がなかったことをみれば、やはり立ち上がりが最も緊張していたのでしょう。それでも133球の熱投、そして完封劇。

「今日は8安打打たれたし、内容的にも追い込んでから打たれたり、甘いボールもありました。うーん、70点です」。

さらに上を目指すルーキー右腕はこれからいくつの「伝説」を積み上げていくのか、本当に楽しみです。

 

球史に残る大場投手の投球と、喜びの声
動画の公開は終了致しました。
関連リンク > 大場 翔太

2008年3月24日掲載

田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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