「コナミ日本シリーズ2011」優勝の胴上げ後、秋山幸二監督への優勝監督インタビューが行われました。

日本一が決まると秋山監督の目には涙。そして8度宙を舞った秋山監督は「疲れました（笑）。本当に長いシーズンでした。日本シリーズも7戦までもつれた。どちらに転ぶか分からないシリーズでした」と激闘を振り返りました。また、ヤフードームで、福岡のファンの前で日本一を達成できたことに「大変嬉しく思っています。ファンの皆さんの応援が我々の力になりました」と笑顔を見せました。また、ことしのプロ野球は3月11日に発生した東日本大震災の後に公式戦が開幕。「大変な中でのスタートでしたが、我々は元気と勇気を与えられるように、12球団一丸となってやってきました。最後の戦いの日本シリーズでも、選手たちが力を出しきり、ファンの皆さんに力と勇気を与えられたと思います」と思いを込めて話しました。

また、コナミ日本シリーズ2011の表彰選手が発表され、MVPには小久保裕紀選手が輝きました。小久保選手は第4戦と第5戦で先制打を放つなど勝負強さを発揮。今シリーズの打率も.320と活躍しました。

「言葉にならない。9回表の守備は夢見心地で守ってました。最高です！」と声を上げ、「名古屋で打ったが、福岡では打っていない。自分の受賞に『なんでや？』と思う人もいるかもしれないが、これはみんなの力で獲った賞。だから、みんなにお返ししたい」と笑いを誘いました。また、今季は開幕戦で骨折。故障に苦しみながらも、最後はMVPで締めくくる最高のシーズンとなりました。「二度と忘れることのない2011年になりました」と本当に嬉しそうに話しました。