プロ野球若手選手の登竜門――「フレッシュオールスターゲーム2013」が7月18日(木)に秋田県立野球場(こまちスタジアム、18:00開始)で開催されます。ホークスからは東浜巨投手、星野大地投手、飯田優也投手(有馬翔投手の代替出場)、山下斐紹選手、高田知季選手の5名が全ウエスタンの一員として出場します。
今年のドラフト1位右腕の東浜投手は現在ファームで鍛錬の日々を送っています。体全体の強化をテーマに、徐々にその成果が表れてきました。7月11日(木)のタイガース戦(雁の巣)では最速147キロをマーク。「(右ひじを痛める前の)大学3年の時以来、145キロを超えました」と試合後は笑顔を見せていました。この試合で4勝目(2敗)を挙げて、本来の投球スタイルを取り戻しつつあります。フレッシュ球宴については「シーズンと同じように一生懸命投げたい。ゆくゆくは一軍のオールスターに選ばれるような選手になりたいです。今回の出場を良い経験にしたいと思います」と抱負を述べました。
星野投手は3年目の右腕。今季一軍デビューを果たし、ここまで4試合に登板しています。最速151キロの直球を武器に、打者に向かっていく気迫十分の投球スタイルが魅力です。
飯田優投手は育成枠のルーキーながら二軍で8試合に登板し1勝1敗、防御率0.84と安定した成績を残しています。140キロ台後半のストレートをコンスタントに投げ込む、投げっぷりの良い大型左腕です。
山下選手は3年目の捕手。今季一軍デビューを果たし、プロ初安打もマーク。7月1日(月)のファイターズ戦(東京ドーム)ではプロ初スタメンでマスクを被りました。打撃も魅力十分で、ファームで43試合に出場し打率.315、5本塁打、24打点をマークしています。
高田選手は堅実な守備が持ち味のルーキー内野手。打撃でもファーム50試合出場で打率.293と健闘。10盗塁をマークしている俊足も光ります。一軍でも代走でデビューし、得点を記録しています。
このフレッシュ球宴で活躍した選手が、のちに球界のスターとなった例はいくつもあります(メジャーリーガーのイチロー選手や青木選手など)。未来のスター候補生として出場する5名の選手への温かいご声援をよろしくお願いします。また、全ウエスタンの監督は、前年ウエスタン優勝したホークスの小川一夫二軍監督が務めます。
2013年7月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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