2020/08/31 (月)
選手

渡邉雄大投手が支配下登録で喜びの会見

8月31日(月)、渡邉雄大投手が支配下登録されることになり、オンライン会見が行われました。これに伴い、渡邉投手の背番号は「140」から「48」へ変更となります。また、ホークスで育成枠から支配下登録されたのは32人目(33例目)となりました。

渡邉投手は新潟県出身の28歳左腕。中越高校から青山学院大学を経て、BCリーグの新潟アルビレックスBCから2017年育成ドラフト6位でホークスに入団しました。

大学時代は公式戦登板がなく、また育成枠で指名された際にはすでに26歳になっており、強い覚悟を持ってプロ入りをしました。

身長186cm、体重80kgと大柄ながら左サイドという特徴的なフォームも武器。入団3年目の今季は3月20日にPayPayドームでの一軍練習試合・マリーンズ戦に登板。そして開幕後のウエスタン・リーグでは11試合に登板して、11.1回を投げて被安打わずか2の無失点、防御率0.00と好投していました。

以下、会見に臨んだ渡邉投手の、主な一問一答です。

――今の気持ちは?
「まずは、26歳の時、独立リーグでプレーしていた自分を見つけ出して、29歳になる年齢(9月が誕生日)まで育成で成長する機会を与えてくださり、そして支配下選手として大きな挑戦をする場を与えて頂いた球団に感謝の気持ちでいっぱいです。支配下選手ということで、大きな責任やプレッシャー出てくると思うけど、今まで通り、自分のすべきことをしてチームに貢献をしていきたいです」

――いつ知らされましたか?
「昨日の練習後に編成の方に伝えられました。正直、今年は9月末まで可能性がある中で、まさかこの時期に(登録があると)考えてもいなかった。びっくりして実感もなかったです」

――工藤監督とはお話は?
「先ほどご挨拶して、一軍の選手としてプレーできるように頑張ってほしいと言っていただきました。一軍の戦力となれるように頑張っていきたい」

――現在、一軍は首位を走っています。
「チームがいい流れで戦っている中での登録。重みや責任の大きさを感じています。この中で投げる機会があれば、自分の持てる力を発揮して投げたい」

――まず報告は誰に?
「最初は妻。そして両親。非常に喜んでくれていた」

――背番号は48になります。
「正直、あまり想像できない。率直なところ。またそのユニフォームを着てプレーしていく中で、自覚や責任を感じられればと思っています」

――同期育成ドラフトからは、尾形投手、周東選手、リチャード選手、大竹投手に次ぎ5人目の支配下選手となりました。彼らの存在とは?
「先に支配下になっていき、焦りや悔しさなかったと言えば嘘になります。でも、周りを見てばかりいても仕方ない。自分の出来ることに集中してやってきたつもりです。まだ同期のみんなには正式契約前だったこともあり報告をしていないので、これから話をします」

――ここまで、心の支えになったものは?
「プロ野球選手になるまでだって、自分自身は遠回りをした。大学では公式戦で1試合も投げない中で独立リーグに進んで、多くの方に支えられ、助けられてきました。その方々の想いや応援によって奮い立たせてもらい、ここまでやって来られたと思います」

――持ち味は?
「自分の武器はサイドスローです。勝負球はスライダー。左打者だけではなく、右打者も抑えるところを見ていただきたいです」

――今後への抱負を
「まずは一つ一つ積み重ねていきたいです。そして10月に子供が生まれる予定なので、仕事を理解してくれるまで一軍で活躍して投げられるよう、一日一日努力をしてきたいです」

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