2014/12/05 (金)
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松坂投手が入団会見「楽しみにしてほしい」

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松坂大輔選手
新入団会見

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12月5日(金)、松坂大輔投手(背番号18)の入団会見を福岡市内のホテルで行いました。

松坂投手は東京都出身の34歳。横浜高校時代は甲子園春夏連覇を達成、夏の決勝戦ではノーヒットノーランを達成し、「平成の怪物」との異名をとりました。1998年ドラフト1位で西武ライオンズに入団。プロ1年目から16勝5敗、防御率2.60で最多勝に輝き新人王を獲得。入団から3年連続最多勝をはじめ最多奪三振を4回、最優秀防御率2回、2001年には沢村賞など数々のタイトルを獲得しました。

2007年から米大リーグのボストン・レッドソックスに移籍。メジャー1年目は15勝、2年目には18勝(3敗)と好成績を残しました。その後右肘の故障に苦しんだ時期もありましたが、今季はニューヨーク・メッツで34試合に登板して先発と中継ぎで3勝3敗1セーブの成績を残しました。通算成績はNPBで通算204試合108勝60敗、防御率2.95。MLBで158試合56勝43敗、防御率4.45です。

以下会見の主な一問一答。

――今の心境は?
「これまでは日本に戻る実感はあまりなかったが、こうして正式に決まりやっと実感がわいてきました」

――期待と不安、両方があると思うが?
「もちろん両方あります。ファンの皆さんからの期待は十分に感じています。それに応える自信があるので日本に戻る決断をしました。不安はプレーをしていく中で打ち消していきたい」

――ホークスを選んだ理由は?
「色々な選択肢はありましたが、ホークスは最初から僕を獲得したいという信念がブレなかった。また、話をする中で本気で世界一のチームを目指す考えに魅力を感じました。その一つのピースになれればいいかなと思いました」

――ホークスの印象は?
「とにかく安定した強さを誇るチームだと思います。日本でプレーしていた時は一番厄介な打線でした。でも、投げることが一番楽しみなチームでもありました。ただ、まさか自分が福岡に来ることになるとは思ってもいませんでした」

――工藤監督について?
「正式に(入団が)決まってから話をしたいとのことだったので、まだお話はしていません。僕の方からは聞きたいことがたくさんあります。会えるのが楽しみです」

――日本の野球についての情報は?
「ニュースは見ても、ほとんど映像で見ることはありませんでした。チーム関係者の方に映像を頂けるようにお願いしたいです」

――対戦してみたい打者、投げ合いたい投手は?
「名前は出てくるけど、実際にプレーしているところを見たことがない選手がほとんどで…。強いて言えば大谷投手(ファイターズ)のボールは見てみたいですね」

――どのような投球を見せたいか?
「速いボールを昔のように投げるのは難しいかもしれないが、ファンの皆さんには自分の投球が見ることが出来てよかったと思うような投球を見せられると思う。シーズンを楽しみにしていただきたい」

――来季の目標は?
「チームの目標である連覇の力になれるように一生懸命やりたい。1年間しっかり自分のやれるものを出せれば、タイトルや数字などもついてくる。1年間しっかり働くことが大事だと思います」

――背番号18について
「渚(新垣投手=今年途中スワローズにトレード移籍)に連絡して『つけさせてもらうよ』という話をしました。渚からは『他の人ではなく大輔で良かった』と言ってもらえました。だから『大事に使わせてもらうよ』と応えました。アメリカでは他の番号でもプレーしましたが、18番には強くこだわっています」

――ファンの皆さんへ
「たくさんの期待にしっかり応えます。シーズンを楽しみにしておいてください」

以上が代表質問。以下、個別での質問の一部。

――先発へのこだわりは?
「小さな頃から先発をやって来ました。メッツでは中継ぎをやらされることもありましたが、難しさは感じてもやりがいを感じることは出来なかった。先発をやりたい。先発が出来ると思う間はこだわっていきたいです」
会見に同席した王貞治球団会長のコメント。

「松坂投手の入団会見に多くの報道の皆さんにお集まり頂き、さすが松坂投手の入団会見だな、と感じました。(他球団との)競争もあった中で入団してもらえたのは良かった。松坂投手に関しては皆さんの方が良くご存知かもしれませんね。甲子園でのノーヒットノーランからプロに入団しても即大活躍。ホークス戦では松中選手との対戦で1試合3本塁打を打たれたこともありましたが、野球史に残る功績を残してアメリカでも活躍しました。来季のホークスは連覇を狙っています。その投手陣の中心として活躍してくれることを確信しています。プレッシャーはあると思うが、頑張ってほしい」

2014年12月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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