11月20日（金）、秋季キャンプは残り2日。しかし、最終日は福岡への移動があるため、しっかりと練習できるのはこの日が最後です。午後のフリー打撃には、打撃投手として大隣憲司投手と久米勇紀投手がマウンドに上がりました。

大隣投手は吉川元浩選手と中西健太選手に対して50球を投げ込みました。久しぶりの打者との対戦でしたが「思っていたよりもボールがいっていた」と手応えバッチリ。このキャンプではカーブの習得に取り組んでおり、初めて打者に対して投げたことも大きな収穫だったようです。
「これまで秋のキャンプをフルで経験したことがなかったので、しんどい練習だったけどこの時期にしかできないこともできたのでよかった」
キャンプが終わってからも下半身を中心にトレーニングを続けていくとのこと。来季、2年ぶりの2ケタ勝利を目指す左腕に「オフ」はありません。

また、久米投手は長谷川勇也選手と高谷裕亮選手を相手に56球を投げ込みました。「最高でした！」と久米投手。
「このキャンプでは直球のパワーアップを課題にしていました。その成果を出すことができたと思います」

両投手は11月22日（日）に行われる「セ・パ誕生60周年記念　U-26NPB選抜　対　大学日本代表」（東京ドーム、14：00開始）に選出されています。「プロの力を見せられるようにがんばります」と大隣投手。「JAPAN」のユニホームを着て投げる姿が楽しみです。