12月8日(水)、2011年度の新入団選手発表を福岡市内のホテルで行いました。
10月28日(木)のドラフト会議で指名した5人の選手は、この日初めて真新しいホークスのユニフォームに袖を通し、緊張は隠せないもののそれぞれが喜びに満ちた表情で会見に臨みました。
1巡目入団の山下斐紹選手(背番号22)は「プロは小さな頃からの夢だったのですごく嬉しいです」と充実感いっぱいの表情。強肩と強打が売りの捕手で、「目標は城島さん。投手を助ける打撃をしたいし、盗塁阻止率1位を狙いたい。打撃も大事だけど、捕手なのでまずは守備でアピールをしていきたい」と目を輝かせました。
2巡目入団の柳田悠岐選手(背番号44)は今ドラフト唯一の大学生選手。「年上なので最初に1軍のグラウンドに立ちたい。打率3割、30本塁打、30盗塁が目標です。アピールポイントは肩。誰にも負けません」と力強く話しました。
3巡目入団の南貴樹投手(背番号59)は「自分の長所は長身から投げ下ろす直球です」との言葉があらわすように、身長197cmの超大型右腕です。目標は「斉藤和巳さんが同じタイプなので近くで学びたいです。最低2ケタ勝利できる投手になりたい」と高らかに宣言しました。
4巡目入団の星野大地投手(背番号56)は高2の春に捕手から投手に転向したばかりながら、勝負度胸満点の力強い投球でプロ入りの夢を果たしました。「目標は馬原さんです。子どもたちに"ああいう選手になりたい"と言ってもらえる選手になりたい」と語りました。
5巡目入団の坂田将人選手(背番号67)は福岡県朝倉市の出身。「年に1度はヤフードームに足を運んで応援した」というホークスファンでした。「早くヤフードームでプレーをしたい。投手として最高の栄誉である沢村賞を獲れる選手になりたい」と大きな目標を話しました。
会見に同席した秋山幸二監督は「将来のホークスを背負う若い選手の加入は嬉しい。みんなまじめだし目が輝いている」と笑顔を見せつつも、「プロは厳しい世界。チーム内でも勝たないと生き残れない。野球人生は1度きり。チャレンジしてほしい。自分に期待をして、自分を信じてプレーをしてほしい。練習は嘘をつかない。"自分"を持ってやってほしい」と新人選手たちに訓示しました。
また、この入団発表は公式ファンクラブ「クラブホークス」の会員120名様も訪れ、未来ある若鷹たちの誕生の瞬間に立ち会っていただきました。会場では何度も大きな拍手が沸き起こり、期待の高さをうかがい知ることができました。
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