和田毅投手が2月26日（金）のカープ戦（ヤフードーム）で今年初の実戦マウンドに上がりました。

春季キャンプ中盤に左ひじに張りを感じた影響でやや調整が遅れていましたが、「1月の自主トレで投げ込んでいたので肩はできている。大丈夫です」と自分のペースで調整を進めてこの日の登板に合わせてきました。

試合では先発でマウンドに上がり、予定の2回を投げて被安打0、奪三振4、四球2、無失点と上々の内容。四球は反省しながらも「初の実戦だったし、打者の反応が見たかった。スピードガン（の数字）はあまり出ていなかったが、相手は振り遅れていた」と球威に納得の様子。また、春季キャンプで取り組んできたカーブとチェンジアップの出来には満足しており、「カーブは3球投げてすべてストライクゾーンに行った。去年はそれが少なかったので、簡単にストライクを取れるボールができたのは収穫です」と話しました。

また、次回の登板に向けては「変化球の感触は忘れず、全体的には開幕までによりよい状態にしていけるようにしたい」と抱負を語りました。